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【危険回避】フォークリフトのトラブル・事故事例まとめ

豆知識
フォークリフトの事故事例

 工場や倉庫、ライブ会場の設営など活躍の場所が多岐に渡るフォークリフト。

 仕事でよく操縦する方や所有している経営者の方、仕事場でフォークリフトをよく見かけるといった方は多いと思います。

 その中で、フォークリフトが現場で作業を行う際に、どんな事に気を付けないといけないのかを知っている方は、どのくらいいるでしょうか?

 操縦している方はどういった危険があるのかよく分かっていると思いますが、知らない方も多いと思います。

 知っていると予防できるかもしれない、フォークリフトでの事故。

 そこで、今回はフォークリフトのトラブルや事故の事例と対策をまとめてみました。

フォークリフトでよく起きる事故って?

 さて、まずフォークリフトは、油圧を利用して昇降および傾斜が可能な荷役用のツメ(フォーク)を備えた荷役自動車で、重い荷物をスイスイと運ぶ事で作業の効率を高めてくれます。

 そんなフォークリフトの動作中には、いろいろな事故が起きています。

 このフォークリフトの事故例としては、以下が挙げられます。

  • 巻き込み・挟まれ事故
  • 接触事故
  • フォークリフト転倒事故
  • 荷崩れによる事故
  • パレットの転落事故

 これらはどれも、死亡事故へとつながってしまうような大きな事故の原因になります。

 工場や物流センターにライブ会場など、人と一緒に作業をする事が多い場合、死亡事故へとつながってしまうような大きな事故が起こりやすくなります。

 荷役自動車とはいえ、フォークリフトも自動車なので危険性が高いという事ですね。

 では、3つほど実際のケースを見ていきましょう。

荷崩れによる事故

  • 業種
  • 製造業
  • 被害
  • 死亡
  • 事故状況
  • 被災者は、フォークリフトのフォーク上に合板30枚を載せ、フォークの高さを床面25cmに保って通路を20mほど進行した。
    ところが、通路の横に高さ1.2mの柵があり、そのままでは合板が柵に引っ掛かり通行ができないと判断し、被災者は一時停止を行いフォークの高さを、およそ1.7mに上げ走行を再開した。
    だが、この時にフォークの合板が滑り出し、マストよりおよそ60cm高い10枚の合板がマストを越え、被災者の頭上にヘッドガードを押しつぶして滑り落ちた。
  • 原因
  • フォークリフトに合板を積み過ぎていたこと、ヘッドガードの強度が不十分だった事が主な原因で、事前に走行通路の状況を調べておかなかった事や運転操作に慎重さがかけていたことが原因とされる。
  • 対策
  • 1.十分に強度を持ったヘッドガードを装備する。
    2.合板といった滑りやすい荷の場合には、バンド掛けなど荷崩れ防止対策を行う。
    3.フォーク上で滑りやすい荷は、バックレストの高さを越えて積まない。
    4.フォークリフトの作業計画を作成する時に、事前に走行通路・幅員・障害物の有無などを十分に点検し整備する。

挟まれ事故

  • 業種
  • プラスチック製品製造業
  • 被害
  • 死亡
  • 事故状況
  • 被災者は設備業者の作業員1名とともに工場内の生産設備である重スリッター機の修理作業を行っていた。
    修理作業が一段落した頃に、被災者は1人で工場に隣接する製品倉庫内に移動した。
    重スリッター機の修理作業を終えた、設備業者の作業者が、製品倉庫の入り口のシートシャッター巻取り機の下でエンジンを掛けたまま放置さているフォークリフトを発見、マスト突起部と運転台ヘッドガードとの間に側頭部をはさまれ、意識不明の状態の被災者が発見された。
  • 原因
  • フォークリフトを運転していた被災者がエンジンをかけたまま運転席を離れた事、マストと運転室ヘッドガードとの間を通ってパレット上に昇降しようとした際に、マスト傾斜用操作レバーに体の一部が触れ、マストが後傾して、マストクロスメンバーとヘッドガードとの間に頭部をはさまれたことが原因とされる。
  • 対策
  • 1.安全管理体制の整備を行う。
    2.安全意識の高揚、安全前パトロールの充実などの安全活動の活性化をする。
    3.安全作業のマニュアルの作成と徹底をする。
    4.フォークリフトの操作レバーをカバーで覆うといった安全対策を行う。

フォークリフト転倒事故

  • 業種
  • 土木工事業
  • 被害
  • 死亡
  • 事故状況
  • コンクリート打設用の型枠資材置場の敷地内において、フォークリフトが転倒して、運転者が下敷きになるという事故で、工事現場の型枠解体作業を行っていた被災者は、1日の作業が終わると資材をトラックレーンの荷台に乗せて、会社の資材置場へ持ち帰った。
    被災者は、フォークリフトを使い荷下ろしの作業を行い、作業が終わると駐車場へ向かった。
    この際にかなり早い速度で走行をしていたためフォークリフトが転倒した。
    ちなみに、この被災者はフォークリフトの免許は取得していなかった。
  • 原因
  • フォークリフトの運転を無資格で行なった事、フォークリフトのキーの保管管理がなされていなかった事、特定自主検査点検整備が行なわれていないフォークリフトの使用などが原因とされる。
  • 対策
  • 1.作業計画を作成し、関係者全員に徹底する。
    2.フォークリフトのキーを厳重に管理する。
    3.作業点検及び付次検査などの特定自主検査を行う。
    4.フォークリフトの運転は、運転技能講習修了者が行なう。

 フォークリフトでの死亡事故は増えていく傾向にあります。

 こういった、死亡事故に繋がらないためには予防が大切です。

フォークリフトでの事故を防ぐためには、どうしたらいい?

 フォークリフトの事故は、その大半が、安全の確認を徹底する事や、荷物を正しく積む事・定期的にフォークリフトの点検や整備を行う事で回避できます。

  • 安全確認を徹底
  • 荷物を正しく積む
  • 定期的な点検や整備

 積んでいる荷物を置く前に周囲に人がいないかどうか、作業を行う際に周囲に他の人が運転しているフォークリフトがいないかどうか常に確認しておくことは、とても大切です。

 他にも、フォークリフトは重心がブレてしまうと、うまく荷物を積む事ができなくなってきます。

 そのためにも基本的な操作はもちろんの事、正しい荷物の積み方や重心位置を覚えて操縦する事が大事です。

 痛ましい事故を減らすためにも、安全対策をしっかりと行い危険回避につなげていきましょう。

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