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【メリット・デメリット】エンジンの縦置きと横置きの違いってなに?

豆知識
エンジン

 エンジンには縦置きと横置きがある事をご存知でしょうか。

 縦置きエンジン、横置きエンジンとそれぞれ呼ばれていますが、この2つはどんな違いがあるのか疑問に思った事がある人も多いのではないでしょうか?

 そこで今回は、横置きエンジン、縦置きエンジンの特徴やメリット、デメリットについてまとめてみました。

縦置きエンジンとは?

縦置きエンジンの特徴って?

 縦置きエンジンというのは、自動車などの乗り物においてエンジンのクランクシャフトが進行方向に平行で、前から後ろに搭載されている状態のことを言います。

 ようするに、車の進行方向に対してエンジンを縦に配置しているものを縦置きと呼びます。

縦置きエンジンのメリットって?

 エンジンを縦置きにすると以下のようなメリットが得られます。

  • 長いエンジンを設置できる
  • 直列6気筒やV型8気筒などの長さのあるエンジンを簡単に搭載することができます。
  • 自由なサスペンションの設計ができる
  • 路面の凹凸を車体に伝えない緩衝装置としての機能があるサスペンション。
    縦置きにする事で左右にスペースが生まれるため、比較的自由にサスペンション(緩衝装置)の仕様を設計する事が可能です。
  • 左右方向の重量バランスがとりやすい
  • カーブなどで加減速度時にハンドルを取られてしまう現象「トルクステア」が出難いので、旋回操作をした時に左右方向の重量バランスが崩れにくいという特徴があります。

縦置きエンジンのデメリットって?

 一方、エンジンを縦置きにする事で以下のようなデメリットがあります。

  • 前後のスペースが狭くなる
  • 縦に長いエンジンを積むと、エンジンルームの前後のスペースがなくなってしまい、室内空間がやや狭くなります。

横置きエンジンとは?

横置きエンジンの特徴って?

 横置きエンジンというのはエンジンのクランクシャフトが進行方向に対して横方向に搭載されている状態を言います。

 ようするに、車の進行方向に対してエンジンを横に配置するものを横置きと呼んでいます。

横置きエンジンのメリットって?

 エンジンを横置きにすると以下のようなメリットが得られます。

  • 車内を広くできる
  • エンジンを横置きにする事で、エンジンとミッションを効率よくエンジンルームに収めることが可能です。
    これにより前後のスペースに余裕ができるため、車内を広くすることができます。
  • クラッシャブルゾーンを十分に確保できる
  • 交通事故などの衝突時に、車体が潰れることでそのエネルギーを吸収し、人や荷物などを保護する働きを持つ空間をクラッシャブルゾーンと言います。
    横置きにする事で空いた前後の空間をクラッシャブルゾーンに利用することができます。

横置きエンジンのデメリットって?

 一方、エンジンを横置きにすると以下のようなデメリットがあります。

  • パワートレインとなる大排気量エンジンがおけない
  • 横幅が長くなるため、多気筒のエンジンを積む事が難しい場合が多くなります。
  • サスペンションの仕様に制限が生まれる
  • 横置きエンジンは横幅があるため、サスペンションの部分に制限が生まれることで、ハンドルの切れ角に制約を受け小回り性において、縦置きより不利になります。

どんな車に向いているの?

 縦置きエンジン、横置きエンジンともにメリットとデメリットがあります。

 このメリットを生かし、使い分ける基準となっているのが駆動方式の違いです。

 では、駆動方式によってどんな車に向いているのか見ていきましょう。

縦置き…後輪駆動の車両

 後輪駆動のFRやMRは、エンジンの動力を縦方向に伝達する必要があるため、エンジンを縦置きにして効率をあげる事が良いとされています。

横置き…前輪駆動の車両

 前輪駆動のFFなどは、エンジンルームの下にある横に向いた前軸に力を伝達する必要があるため、エンジンを横置きしたほうが効率良く力を伝えることが可能になります。

 つまり、トラックや大型車、高級車は縦置きタイプが多く、軽自動車や小型車は横置きタイプが多くなっています。

 車によって駆動方式や排気量の違いでどちらになっているか変わってくるので、ご自宅の車がどちらなのか確かめてみるのも面白いかもしれませんね。

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