フォークリフトの形状一覧
フォークリフトには、その目的・用途に応じた様々な形状が存在します。
このページでは、フォークリフトの特徴や形状、使われ方について説明しています。
フォークリフトの動力
エンジンフォークリフトは、ガソリンやディーゼル、液化石油ガスなどを燃料とした、エンジンの力で動くフォークリフトのことです。
バッテリーフォークリフトは、ガソリンなどを燃料として燃焼させて動くエンジンとは異なり、電気を動力としたバッテリーで動くフォークリフトのことです。
フォークリフトの種類
カウンタバランスフォークリフトは車体前部にフォークを上下させるためのマスト、車体後部にカウンターウエイトを備えた一般的な形状のフォークリフトです。
リーチフォークリフトはマストが前後に移動できるのが特徴のフォークリフトです。
サイドフォークリフトは車体の真横にフォークがついたタイプのフォークリフトです。
ピッキングフォークリフトは車体前部に運転席(作業台)があり、フォークと共に昇降するのが特徴のフォークリフトです。オーダーピッキングトラックとも呼ばれています。
ウォーキーフォークリフトは人がフォークリフトに同乗して運転操作をおこなうのではなく、ステアリングハンドルを握った運転者が歩きながら操縦するフォークリフトです。
アタッチメントの種類
フォークリフトは、一般的なアタッチメントで、フォーク(つめ)を荷物の下部やパレットに差し込み、持ち上げて運搬する事ができます。
ロールクランプはロール紙を運ぶために使用されるアタッチメントで、丸みを帯びた2本のつめでロール紙を左右から挟み込み、運搬します。
ヒンジドフォークは木材、鋼管、鉄棒、パイプなど転がりやすい長尺物を荷役運搬するために、つめに傾斜がついているアタッチメントです。
サイドシフトフォークは見た目は一般的なフォークリフトと同じですが、フォーク(つめ)が左右にスライドすることができるアタッチメントです。
ベールクランプは原綿や布、古紙、ダンボールなどを両側からはさみ込んで運搬することのできるアタッチメントです。
ドラムクランプはドラム缶をはさみこんで運搬することのできるアタッチメントです。
ブロッククランプは積み重ねたコンクリートブロックなどをそのまま運搬する事のできるアタッチメントです。
カートンクランプは、段ボールや木箱といった箱型の荷物を両側からはさみ込んで運搬することのできるアタッチメントです。
フォークシフターは、サイドシフトフォークと同じく、レバー操作によりフォーク間隔を自由に調整できる他、2つのつめを自由に変えることのできるアタッチメントです。
トップリフターは、荷物を上から引き上げるように運ぶことができるアタッチメント(車両)です。
リーチスタッカーは、トップリフターと同じく荷物を上から引き上げるように運ぶことができるアタッチメント(車両)ですが、スプレッダーがアームの先に取り付けられており、先端を自由に動かすことができます。